読んだ本の覚え書き
by aquasas
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わたしのこと
本を読むのが好き
本のある空間が好き
図書館の空気が好き
スタイルのある本屋が好き
そんなわたしの
本に関する気ままな雑記
HN:マリ (1961年生まれ)
福岡県在住
愛車はミニクーパー♪
気ままな まいにち
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2009年 08月 16日
私設美術館の館長として静かな日々を送る宝田正太郎は、
息子の結婚式の会場で希代という女と出会う。
彼女は息子の結婚相手の母親であり、
かつて愛した女・美津江の実の姉だった。
正太郎は20年前、妻子を捨て兄の恋人だった美津江を奪った。
兄の貴之はその後誰かに殺され二人の関係も破綻する。
そしてその20年後に美津江も自殺する。
複雑な家族関係を持つ正太郎と、
正太郎と少なからぬ因縁を持つ希代。
ふたりは強烈に惹かれ合い、覚悟を決め関係を深めていくが・・・。
様々なしがらみに満ちた50代の男女の恋愛。
誰にも知られてはならない関係。
そういった障害があるからこそ燃え上がる心と肉体。
すべてを承知した上でつき進む彼らには、やはりああいった結末しかないのだろうか。。。
藤田さんはこれが初読み。
小池真理子さんのご主人だという先入観があるせいか、
おふたりが描く成熟した大人の恋愛やドラマチックな展開に共通するものを感じました。
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