読んだ本の覚え書き
by aquasas
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わたしのこと
本を読むのが好き
本のある空間が好き
図書館の空気が好き
スタイルのある本屋が好き
そんなわたしの
本に関する気ままな雑記
HN:マリ (1961年生まれ)
福岡県在住
愛車はミニクーパー♪
気ままな まいにち
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2009年 08月 19日
高2の夏休み前、由紀と敦子は転校生の紫織から
かつて親友の自殺を目撃したという衝撃的な話を聞く。
不安定な毎日を送っていた二人はその話に魅せられ、
人が死ぬ瞬間を見たいと思うようになる。
彼女たちはその好奇心を満たすため
夏休みに由紀は病院へ、
敦子は老人ホームへボランティアとして赴く。
そこで由紀は重病の少年と、
敦子は職員の40代の男と親しくなるが・・・・。
様々な出来事と人間関係が絡まり合い、少女たちの思惑は意外な方向へと進展する。
『告白』同様、そうきたか!・・・と思う場面もありましたが、
『告白』に比べるとインパクトには多少欠けていたように思います。
それでも好奇心が強くて独りよがりで残酷で、
でも誰かを信じていたいというあの年齢特有の少女たちの複雑な心情が
湊さんお得意のモノローグ形式で仔細に描かれていて、読み応え充分でした。
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