読んだ本の覚え書き
by aquasas
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わたしのこと
本を読むのが好き
本のある空間が好き
図書館の空気が好き
スタイルのある本屋が好き
そんなわたしの
本に関する気ままな雑記
HN:マリ (1961年生まれ)
福岡県在住
愛車はミニクーパー♪
気ままな まいにち
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2010年 08月 02日
日経新聞に連載されていたエッセイを中心に
様々な媒体に発表されたエッセイをまとめたもの。
17歳の時に初めて描いた絵本「緑色のうさぎの話」と
19歳の時に初めて書いた戯曲「誰かが出て行く」も特別収録。
幼い頃の話、思春期の頃のこと、
サラリーマン時代のことや作家になるまでの過程など
様々なエピソードを通し著者の考え方が軽やかに語られる。
彼の著作はすべて読んでいるので、
エッセイで語られるいろんなエピソードが著作にあちこち反映されているのが伺えて
どの話も大変興味深かったです。
さすが道尾さん!と思ったのは、「二十年前の完全犯罪」
思わず笑ってしまったのは、「マナー違反の怪奇現象」
いい話だなと思ったのは、「歯車であること」
そしてとても印象的だったのが、「光の見つけかた」の中の一節。
人生の中で眩しくて綺麗な光を見つけるためには、絶対に必要なものが一つある。
そしてきっと、それ以外には何も必要ないのだろう。
夢中になるということ以外には。
この本の中には、道尾さんが夢中になったものがいっぱい詰まっています。
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