読んだ本の覚え書き
by aquasas
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わたしのこと
本を読むのが好き
本のある空間が好き
図書館の空気が好き
スタイルのある本屋が好き
そんなわたしの
本に関する気ままな雑記
HN:マリ (1961年生まれ)
福岡県在住
愛車はミニクーパー♪
気ままな まいにち
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2015年 02月 05日
同僚に誘われて初めてライブに参加したその日、
瀧羽直子はロックバンド「ゴライアス」のボーカル、
伶也と出会った。
それからは、伶也が彼女の全てになった。
持てるお金、時間のすべてを注ぎ込み、
スターダムにのし上がっていく伶也を見守り続ける直子。
失われていく若さ、変わっていく家族や友人たち……。
四十年後、彼女に残ったものは一体なんだったのか?
直子の怜也に対する思いは究極の愛と言えるのではないだろうか。
自分が相手にされなくても怜也がどんな人生を歩もうとも
それに寄り添い決して彼を見捨てない。
直子の愛には終わりがない。
たぶん、普通の人には理解できない直子の愛。
怜也に捧げた自分の人生が幸せだったと言い切れる直子は
誰がなんと言ってもきっと幸せだったのだろう。
直子の無償の愛には凄みすら感じる。
私には理解できないけれど、こういう形の愛もあるんですね。。。
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