私立探偵沢崎シリーズ。
なんと前作『さらば長き眠り』から9年ぶり!
沢崎が追う事件は、政界と警察組織の裏に迫る。
もちろんこれはフィクションだけど、
公には決して漏れることのない
似たような事実がたくさんあるんだろうなぁと、
事件の成り行きとともに裏社会の現実も興味深く読んだ。
相変わらず沢崎の言動はかっこよかった・・・・というか、かっこよすぎです(笑)
遅筆で知られる著者だが、あとがきに「第2作3作を早期に出版する」と書いてあった。
本当なら沢崎ファンとしてはうれしい限りだが、期待せずに待っていよう。。