料理家の高山なおみさんが、
料理を作ってあげたいと思う知り合いを訪ね
その人の家の台所でその人のためだけに
おしゃべりしながら料理を作り、作った料理を食べる一部始終。
訪ねて行った人たちは、
カトキチ&アム(アムプリン製造/販売)
永積タカシ(ミュージシャン)
丹治史彦(アノニマ・スタジオ主宰/編集者)
吉田昌太郎(アンティークス タミゼ店主)
斉藤圭吾(写真家)
有山達也(アリヤマデザインストア代表/デザイナー)
川内倫子(写真家)
いしいしんじ(作家)
スイセイ(発明家/夫)
料理を作りに行った人たちが私的にすごいメンバーだったのでとても興味深く読めました。
写真は、雑誌「クウネル」でもおなじみの長野陽一氏。
空気感のある写真と、臨機応変に作られた慈愛に満ちた料理がとても素敵。
料理は食べさせたい人がいて初めて完成するのだと、しみじみ思ったのでした。