読んだ本の覚え書き
by aquasas
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わたしのこと
本を読むのが好き
本のある空間が好き
図書館の空気が好き
スタイルのある本屋が好き
そんなわたしの
本に関する気ままな雑記
HN:マリ (1961年生まれ)
福岡県在住
愛車はミニクーパー♪
気ままな まいにち
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2007年 11月 15日
5年生に進級する春、
父親の転勤で北九州の社宅に引っ越したシン。
社宅にはいろんな家族と子供たちがいて
子供たちだけが持っている大きな秘密があった・・・。
子供の力ではどうしようもない現実に、
知恵を出し合って秘密を守り抜こうとする子供たち。
大人の理不尽な世界に怒りを覚え
小さなイタズラでささやかな抵抗を試みる子供たち。
シンが幼い頃経験したある事件の謎もこの場所で解決する。
東京から引っ越してきたシンがまず戸惑うのが北九州弁。
遠くからやってきた転校生が最初にぶつかる壁が方言でしょうね。
著者の加納さん自身も転校生で、小3から高3まで北九州で過ごしたそうです。
しかしながら関東での生活の方が長いので作中の北九州弁は相当にアヤシイ・・・と
あとがきでご本人もおっしゃっているように、
たしかに読んでいて微妙に違和感がありました。(笑)
自由なようでいて不自由な子供の世界が
加納さんならではの優しい筆致でのびのびと描かれていて、
読んでいてほのぼのと温かい気持ちになりました。
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