わたしのこと
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1 2013年 01月 24日
![]() 成田空港に到着する飛行機の中と到着ロビーで 交錯した人々のそれぞれを描く。 「寝室」 順調に関係を育んできたように思えた不倫だが、 突然女のほうから別れを切り出された男。 「おそ夏のゆうぐれ」 好きな男に囚われすぎている女がある夕方に感じる孤独。 「ピクニック」 結婚5年の夫婦、ピクニック好きの妻の気持ちを推し量りかねる夫。 「アレンテージョ」 ポルトガルでゲイのカップルが過ごすバカンス。 それぞれの物語が読み始めるとすぐに独特の空気感を持って立ち上ってくる。 読んでいるひととき、江國ワールドにすっかり浸りきっていました。 ▲
by aquasas
| 2013-01-24 11:43
| 江國香織
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2013年 01月 22日
![]() 40を前にした女芸人4人がいた。 彼女たちの足跡をたどり、 この20年の女性を取り巻く状況の変化と お笑いを考察しつつ、それぞれの幸せの形を描く物語。 自分たちの意志で芸人になったものの 恵まれた境遇ではない彼女たち。 それでも「何も起こらない人生」を淡々と生き抜く 彼女たちの姿はいっそ清々しい。 何も起こらない人生だから物語に起伏というものがない。 ただただ登場人物たちについての人格分析と内面描写が 執拗に掘り下げられ続けるだけ。 なのにそれがおかしみを誘い、物語全体の不思議な味わい深さに繋がっている。 なんとなく、きっとこれはあの人たちのことではないか・・・・と 想像できる部分がまた面白く読めた側面だったような気もします。 ▲
by aquasas
| 2013-01-22 11:10
| 橋本治
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2013年 01月 21日
![]() 時空を超えて交わされる温かな手紙の交換。 過去と現在、それぞれの物語とすべての登場人物が 繋がったときすべての真実が明らかになる・・・・。 「回答は牛乳箱に」 「夜更けにハーモニカを」 「シビックで朝まで」 「黙禱はビートルズで」 「空の上から祈りを」 東野さんらしいとても温かなファンタジーもの。 最初から最後までワクワクしながらも安心して読めました。 桑田佳祐氏の「月光の聖者達」のオマージュ作品ともいえる 「黙禱はビートルズで」がとてもよかったです。 歌詞の一部がとても効果的に使われていたので・・・・。 他にもサザンの曲が時代を象徴するものとしてチラチラと出てきて サザンファンにはたまらない作品だと思います(笑) ▲
by aquasas
| 2013-01-21 11:13
| 東野圭吾
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2013年 01月 18日
![]() 一人の女に疑惑の目が集まった。 同僚、同級生、家族、故郷の人々。 疑惑の女の関係者たちがそれぞれ証言した驚くべき内容とは。 ネットや週刊誌報道を中心に、無責任な「噂話」が広まり、 彼女の人物像はますます見えなくなっていく。 果たして彼女は残忍な魔女なのか、それとも・・・・。 女性の噂話や週刊誌の憶測報道の怖さがテーマにした意地悪目線のミステリー。 同僚、同級生、家族や地元住民によって 次々に証言される疑惑の女・美姫の人となりはかなり違う。 人によってひとりの人間の見方がこうも違うということにかすかな恐怖を感じる。 それと、活字化された情報が独り歩きしてしまう怖さも。。。 それが日常化している現実が傍にあるからこそ、よけい恐ろしさを感じてしまいました。 事件の真相は拍子抜けするほど単純なものでしたが、 読みだしたら止まらない湊作品、今回も一気読みでした。 ▲
by aquasas
| 2013-01-18 10:33
| 湊かなえ
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2013年 01月 15日
![]() かつて妻子を捨て艶と出奔した夫の松生は、 彼女がそれまでに関係した男たちに艶の危篤を告げる。 その報せは男たちの妻や娘、愛人や元恋人たちの人生に 次第に波紋を広げ始める・・・・。 自分が知っていると思い込んでいる男に 別の一面を見せつける艶という女の存在。 それぞれの女たちと艶との間には直接関係はない。 なのに、その存在(あるいは不在)が彼女たちの心の奥底に横たわる 不穏な思いを浮き彫りにする。 なんとも形容しがたい複雑な感情を持て余してしまうような読後感。 男と女ってほんと一筋縄ではいかない。。。 もうすぐ映画が公開されるようなので、観に行ってみようかな。 行定監督はこの世界観をどんなふうに映像化したんだろう・・・。 ▲
by aquasas
| 2013-01-15 10:46
| 井上荒野
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2013年 01月 10日
![]() 感染症の最前線で働く志帆子。 命を賭してウイルスと戦う彼女が 本当に求め続けているものとは? 純粋であるがゆえに残酷で、ひたむきさゆえに奔放――。 東京、ジュネーブ、アンゴラ、バンコクを舞台に、 さまざまな問題を抱える現代医療の世界を 鮮烈に生き抜く女を描く、衝撃のメディカル・ロマン。 かなり取材をしたと思われるリアリティ溢れる医療問題と 俗っぽい男女のことが並行して語られるためか、 最後まで一気に興味津々で読み終えました。 特に興味深かったのは、志帆子を取り巻く様々な世代の男性医師たちの価値観。 医者と一口に言ってもいろいろなんですね~。 これぞ林真理子と言える医療小説。 面白かったです。 ▲
by aquasas
| 2013-01-10 11:09
| 林真理子
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2013年 01月 09日
![]() 理不尽な暴力を躱すために、絵本作りを始めた中学生の男女。 「暗がりの子供」 妹の誕生と祖母の病で不安に陥り、 絵本に救いをもとめる少女。 「物語の夕暮れ」 最愛の妻を亡くし、生き甲斐を見失った老境の元教師。 それぞれの切ない人生を「物語」が変えてく・・・・。 少しずつリンクする三つの物語。 どの話も切なくそしてラストは温かい。 そのリンクの仕方そして読後にじんわり訪れる感動はさすが道尾さん、上手いです。 どうしようもない現実を救ってくれる「物語の力」というものに改めて感じ入る。 クリスマスあたりに読んだらさらに感動的だったかも・・・(笑) ▲
by aquasas
| 2013-01-09 10:49
| 道尾秀介
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